ニュージーランドでワーキングホリデー中に腸閉塞①
予定通りの日程で、ニュージーランドでワーキングホリデーを開始した。
食あたりと思い込んでいるので、食事に気を付ければ大丈夫だろうと信じていた。
そのためか、3か月は無事に過ごすことができていた。
ところが、忘れかけていたころに嘔吐を伴う腹痛はやってきてしまう。
初めての診断の時と同じ症状だと思っている私は、食あたりと思い込んでいるので、
浣腸で治ると思っていた。
当時、住み込みで働いていたので、つたない英語でオーナーに
「浣腸が欲しい」とお願いをした。
日本ならどこにでもあったので、ここでもあるだろうと思っていた。
ところが、それは病院でしか処方されないものだから、手に入らないと断られてしまった。
英語が流暢ではないし
もう、助からないと思った。
ところが、病院に行かずに数時間痛みに耐えたある瞬間に
とつぜん便意がきて、水のような便が流れ出てきた。
それとともに痛みが和らぎ、
死ぬかもしれないと思っていた気持ちが、少し落ち着いた。
やはり、慣れない海外の食べ物での食あたりだったのかと
まだ、腸閉塞であることに気づかずに
この時も乗り切ってしまった。
続く…
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