不定期にやってくる腹痛。そして、入院。
腹痛は、不定期に何度もやってくる。
休日に自分で作った食事でも腸閉塞の現象は起きてしまい
社食だけが原因ではないように思い始めるが
2度世話になった胃腸科の医師の回答は、食あたり…。
もし、仮に食物アレルギーだとしたら、いったい何に気を付ければよいのか…。
にんにくを避けても、変化は感じられず、
長くても4、5時間痛みに耐えれば、突然ガス、水のような便が出始めて、
嘔吐の現象が治まることが、不定期に繰り返されていた。
何をどう気を付ければ、このわけのわからない現象が起きなくなるのかわからなくなっていく。
そして、入院まですることになったときは、突然やってきた。
日曜日の朝、平日通りに起床する。
ドトールで朝活をしながらお茶を飲んだ。
そして、いつも通りの快便。
朝活を共にしたメンバーと、お昼は、ねぎしの牛タンランチ。
夕方に日課となっていたジョギングをこなし
19時ころ夜ご飯を自分で作って食べる。
メニューは、トマトとツナのスパゲッティ。
少し物足りなくて、ポテトチップスを近くの薬局まで買いに行き、コーヒーと食べる。
お腹がゴロゴロ鳴りだすが
消化の音だろうとさほど気にはしていなかった。
21時ころ、まだお腹が鳴っているが、苦しさもなく特に気にはしなかった。
少しずつお腹の張りが強くなっていき、本来おしりから出るはずのおならが
お腹の中で鳴るような感覚が、数分おきにやってきて、
行き場をなくした空気が口から出そうとするたびに嘔吐することの繰り返し。
また、”あれ”が来たと思い、苦しいけど、数時間すれば治ると思っていた。
一生この苦しみが幾度となく繰り返される人生なら、死にたいとさえ思い始める痛みが繰り返し続いていく。
ついには、水分も不足し始めたのか、両足が釣ってしまう事態に…。
お腹だけでなく両足も痛い。吐くものもない。
この時はもう無理だと思い
人生で初めて救急車を要請しようと思った。
しかし、電話口で言われたのは、
「本当に救急ですか?救急相談案内所に連絡してみてはいかがですか?」
だった。
この痛みは、救急ではないのか…と思い、相談所案内所に電話したところ、回答は
あっけなかった。
「救急車呼んだ方がいいですよ」
そのあと、どれくらいの時間を耐えられたのかは記憶にない。
お腹が破裂すると思い、再度、119へ電話した。
最初に出た人と同じ人が電話に出てしまった。
終わったと思った。
しかし、2回目で本当に危ないと思ってもらえたのか
救急車がくることになった。
救急隊が到着した時には、暗かった外が、明るくなっていた。
続く。
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