腸閉塞専門外来 初受診 最終話になってほしい…

入院記録

腸閉塞専門外来受診

千葉の病院から、紹介状をもらいついに腸閉塞専門外来を受診した。
15年続いている事の成り行きをすべて話した。
原因不明なんてありえない。必ず原因がある。
となんの躊躇もなくいわれ、
多くの症例がある病院だと改めて思わされた。
腸閉塞で7回入院していること、入院まではならなくとも不定期に腹痛が起きること、
仕事を休職することになったことを伝えると、
紹介状にも早く治してあげてほしいといったことが書いていただけていたようで、
初受診した2週間後に、偶然にも手術の空きがあるとのことで、
初受診したその日に手術日まで決めることができた。
無事に手術日を迎え、実際にお腹の中を見ても、腸が細くなっている部分は確認できなかったが、
腸の異質部分が確認でき、摘出した。
臨床結果でそこには胃の上皮粘膜があることも確認でき、メッケル憩室であることも確定した。
メッケル憩室の症状の特徴
家庭医学館「メッケル憩室」の解説
めっけるけいしつ【メッケル憩室】
 小腸の下部(回腸)にみられる先天的な憩室です。妊娠中に、母親の栄養を胎児に送る管(臍腸管(さいちょうかん))が、出生後に回腸の壁に残ったものです。男性に多くみられます。
ふつうは症状はありませんが、急に合併症(腸閉塞(ちょうへいそく)、憩室炎、出血)をおこすことがあります。小児期に多く、成人以降はあまりみられません。
腸閉塞は憩室のところで回腸がつまってしまうもので、腹痛や嘔吐(おうと)で始まります。憩室炎は憩室の壁に炎症がおこるため、まるで虫垂炎(ちゅうすいえん)のような腹痛がみられます。
また、憩室の中に胃の組織がまじっていることがあり、胃酸が憩室中に潰瘍(かいよう)をつくって出血をおこすことがあります。潰瘍が深くなると憩室の壁に孔(あな)があき、腹膜炎をおこすこともあります。
こうした合併症がある場合は、手術して憩室やまわりの小腸を取り除きます。ただ、手術前にメッケル憩室と診断できることはまれです。
まさにこの症状が起きていたと振り返って思う。
のちに、炎症を起こしガンになってしまうリスクもあるというメッケル憩室。
悪性になる前に取り除くことができてよかったと思っている。
現在は、不定期に起きていた虫垂炎のような痛みも
なく、順調に過ごせている。
私の入院編はこれにて終了です。
腸閉塞には必ず原因があります。
初めて入院になったとき不安で、最初に言われたことが絶対だと思ってしまいがちですが、
1つの病院にこだわらないでください。症状によって、得意不得意が変わります。
原因が分からないと言われたら、他の病院を受診してください。
すべての腸閉塞もちの人が必ず良くなることを願っています。

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